アイカウ・スタイル

昨日のコンテストでのことなんだけど、隣のテントが偶然アイカウ・ファミリーだった。 ビックウェーバーとして知られ、ホクレア号が航海中に遭難した際には、救助を呼ぶために、船員を代表して荒波のなかをサーフボードで去り、自らの命を犠牲にした、あの伝説の「エディー・アイカウ」のアイカウ一家。 いったい何人いるんだ?というくらいの大所帯で応援に来ていて、家がそのままビーチにあるかのような、食べ物の量。 さらにはノースショアからワイキキまで6人乗りのカヌーを持って来ていて、応援の合間には、超浅いラグーンを軽く乗り越え、(←普通無理・・・)家族で楽しそうにカヌーサーフィンをしていた。 しかもあの激混みのカヌーズで・・・すごい技術・・・ 1人がヒートに出る度に、全員がテントの外に出て応援↓よく見るとベビーカーもテントの外へ出されていた・・・ メンバーはこれだけではない。ビーチでも・・・海の中にもいる↓ でも一番驚いたのは、こんなに人数がいて、こんなに色んなものまで持ってきていているのに、ヒート5分前になると、 「ミミ、このボード貸して!」って、来た・・・ えっっっつ!?一番肝心なサーフボードは持ってきていない・・・ しかもヒート開始まで、あと5分!! 「いいけど、フィンがちょっと音なってスピードが落ちるよ。」と言うと、 隣にあったアキさんのボードを、何も言わずに勝手に持って行った・・・・ アキさんいわく、朝からコンテスト会場にあるいろいろなボードををジロジロ見ていたらしい。邪魔なのかなぁと思って、 「どかそうか?」と聞くと、 「どれ借りようか、迷ってる。」と言っていたらしい・・・ どうやら板は何でもいいらしい。決勝に来るまで、アキさんの板を使っていたらしい。 それでもしっかり決勝にいて、いいサーフィンをしているから、凄いよなぁ・・・ これもアイカウ・スタイル!